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現場で使える体育指導案作成

現場で使える体育指導案作成


こんにちは!クドウです!

今回は指導案作成について取り上げていきたいと思います!

教職課程を取っている学生も多いのではないでしょうか。

さて、そもそも指導案とは何でしょうか?

指導案とは、ざっと言えば「私はこの授業をこの生徒たちにこういった理由でこのように実行します」ということを示すものです。

ですから内容としては、誰がこの指導案を見ても同じ授業ができるようにできるだけ具体的に描いていかなければならないのです。

具体的に書く内容は次のようになっています。
1.具体的な実施内容
2.生徒の動き(発問に対する答えや体育での生徒の立ち位置など)
3.指導ポイント
4.評価のポイント
5.安全面の配慮
6.実施内容の意図
などです。

ということで、現場で使える指導案のお話に入っていきたいと思います。

これは私個人の経験として、感じたことです。
ポイントは三つ。

①余白を持たせる
必ずしも時間通りに授業を進めることは難しいでしょう。余白を持たせ、時間が余った時に何をするかという柔軟性を持たせましょう。

②動作一つ一つを指示する
アキレス腱を伸ばすなんかについては、そのままで生徒にも伝わると思います。しかしながら、あまりなれてない動きについては動作を細分化して伝える必要があります。
例えば、足を交差して、前屈し、太ももふくらはぎを伸ばすストレッチを実施する際に、例だけしめして、「こう!」というようでは生徒は戸惑ってしまいます。
しっかりと、どっち足をクロスさせ、前屈し、つま先を何で触るのかまでしっかりと伝えられるようにしましょう。そういった指導の仕方まで指導案に示していくことが重要です。

③図を多用する
視覚化すると文字数少なく伝わります。また、授業展開は毎授業異なることはないので、一度図を作っておくと非常に便利です。

いかがでしたでしょうか?
そうです。変わったことは決してないと思います。けれども、どうでしょう。自分の書いた指導案に目を通して見てください。
漏れなくありますか?
確認してみてください。

そして、あくまで今回は使える指導案でしかありません。実際に重要となってくるのは、指導案を土台とした言葉の使い方や生徒一人一人への声がけです。
今回の指導案についての知識を活かして、ぜひ次の段階にまで思考を巡らせてみてくださいね!